ヤリチン伝説〜目指せ鹿児島編〜 最終章

〜前回までのあらすじ〜

ダイナミック空中脱糞→うんパンを窓から投げ捨てる→スッキリで神

三段活用を経て、漢として覚醒したウンチェ。

原チャリアナルセックス自慢ニキ こと性の権化「U」の元へ向かう。

さぁ、もう誰も止められない。

怒りの業火を放つ怒れるウンチェ a.k.a.ＡＮＧＥＲ ＭＡＳＴＡの最後の『説教』が始まる…

スーパーうんパンを放り投げひと安心したウンチェは一気に笑顔になった。

うんこは過去に流す。

心は快晴なり。

もう"あんな過ち"はまっさらゴメンだぜ。

普通にこの時、

ウンチェ、ノーパンである。

おっと！

またしても女子大生とすれ違い、一瞬勘ぐる。

いや、

まぁ、大丈夫だ。

深呼吸をするウンチェ。

ふぅ、、よし。頬を叩く！

俺、うんこ漏らしてませんｹﾄﾞね。

って澄ました面をしながら女子会が繰り広げられる2階から階段をかけ下りる。 

こんなにも、不思議と足が軽い。

清々しいもんだ。

「姉ちゃんちょいと顔が赤ぇぜ？飲みすぎるんじゃねーぞ。女子大生なんだから、、よ。」

粋な小言を思い浮かべながらメンバーの待つ、1階の席へ向かう…

俺がうんこと格闘している間に酒を飲んでたんだからみんな酔いがいい感じに回ってきているみたいだ。

ホロ酔いで楽しそうにしている「U」

ははは、

アナルセックス野郎が。

席に着くと改めて乾杯を済ませてビールを流し込んだ。

ウンチェはめちゃくちゃ酒に弱い。

俺はビールジョッキ半分くらいでアルコールにヤラれちまった。

顔は真っ赤でシコリ過ぎた亀頭みたいな顔だ

すると、

「M」が切り出す。

「さて、本題に入るけどサ！ Uは本気で繋がり作りに行ったの？ 」

一瞬物思いに宙を見つめるが、徐々にニヤけ面が崩れていく「U」

「……まぁ、繋がりは作ってきたよ。本当だ。」

ちなみに俺らは音源作ってなかった（笑）

こん時から俺はこんな感じだ（笑）

一同「………。」

「M」「分かってたけどさ薄々、、挨拶の意味あんまり無くね？」

「名刺が無いようなもんだし、形あるものがなきゃさ、いきなり長崎から来て挨拶されたらそりゃあ、もてなしてはくれるよ？ 」

頷く「U」

俺はカルピスサワーを煽り耳を傾ける

「お前偉いと思うよ。俺できないもん。でも、意味ないし、、、ぶっちゃけさぁ、、、」

と、「M」

ちょっとニヤけていた。

…

俺は一気にカルピスサワーを飲み干し、食い気味に割り込んだ

            「完全にＳＥＸのためだな？」

俯いた「U」

奴は民間人に与えられし秘技

「黙秘権」を行使しやがったのだ

黙ったまま生きた屍のように一点を見つめるだけの肉塊になってしまった。

俺は続ける

「アナルは、、その、気持ちよかった？」

何故か普通に頷く「U」

その瞬間ブチ切れたね。

俺は普段怒りを表に出さないんだけどさ、

これにはブチ切れてお絞りを「U」の顔面に向けてぶん投げた！

「馬鹿野郎が❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️💢」

「アナルセックス野郎のくせに俺らにあんな偉そうに、『繋がりを俺は作った』だと？ ふざけるんじゃないよこの性の権化が❗️❗️💢」

何故かベースの「K」は枝豆を投げつける！

「M」「さぞ、気持ちよかったんだな？ 上から目線で。」

「M」「正直言えタコ野郎❗️❗️❗️」

お絞りを投げつける「M」

しかし

こいつの鋼のメンタルは強靭だ

なぜなら

「黙秘権」を発動してやがるからだ。

こいつ、

反省していない

聞き込むウンチェ

「てか、そのONNAどこで知り合ったんや」

「U」「出会い系で。 知り合ったんや。」

＊この出来事が後のヤリチンシリーズ、「出会いＭＡＳＴＡ編」へ繋がるのである

俺は迂闊だったがナチュラルに笑ってしまった

お前さぁ、

長崎で出会えなかったのかよ、、、

多分憶測だけど、

アナル経験者だと聞き出して

意を決して

わざわざ長崎から原付で

アナルセックスをやりにいったのか

興味深々だったんだなアナルに

なんという執念だ

なんたる好奇心

人を好奇心がここまで、狂わせ探求させるのだな

ある意味、原付で行ったのは褒めてやりたいぐらいだ。

強靭なり

「U」に潜在する強靭なる性欲に圧倒され、

怒ることなど忘れて爆笑する一同

まぁ、

このまま責めても「黙秘権」を決め込むだろうし許したんだな。

居酒屋を出る一同

金が無かった「U」はちょっと怒られていたっけな。

べろべろで歩くメンバー、

楽しいな

バンドっていいな。

てかさ、

「U」がいない。

振り向くとかなり後ろの方を1人でトボトボ歩いていた（笑）

おせーよ「U」!

様子がおかしい

奴は

泣いていた

俺らの気持ち

分かってくれたのかな

アイツなりに。

駆け寄って俺は肩を組んだ

泣くなよ、

もう過ぎたことだ

俺は許したんだ

だから、泣くな

また

やっていこうぜ、

首を横に振る「U」

?

「違う…」

「みんなが、、俺を想ってくれてたから。」

「嬉しくて泣いた」

なんか、俺らが

思っていた反省ではなかったくさい。（笑）

たしか「M」はタバコ投げつけてた（笑）

そんなこんなで

俺はさ、

うんこ漏らしてさ

ノーパンで最後まで「U」に説教したんだ。

肩を組んで。

お前の愚行、今なら笑えるよ

アナルセックスも水に流す。

だから、

うんこは水に流せなかったんだけども

うんパンのことも水に流してくれや。

おあいこだ。

またいつか

ノーパンで説教させてくれ、

あのパンツ、

誰が

処理したんだろうな？

それをツマミにさ

飲もうや。

たまには、

うんパンだってツマミになる。

そんで

次は俺のうんこ、

水に流してくれや。

なぁ、「U」

うんこを漏らしても

人は爽やかな

気持ちにだってなれるんだ。

完